受験生や社会人の勉強に!集中力を高めるおすすめアロマ5選
12〜1月は受験シーズン真っ只中。毎日勉強をがんばっているけど、なかなか集中力が続かない…という受験生や、資格取得を目指す社会人の方のために、編集部が厳選した「集中力を高めるアロマ」5つをご紹介。それぞれの香りの特徴から、いますぐ始められる使い方まで、詳しく解説していきます。
1.勉強に集中できない理由とアロマ活用のメリット
定期テストや高校受験、大学受験、さらに資格の取得など、人生に何度も訪れる「勉強をしなくてはならない時期」。しかし、環境や疲れなどさまざまな理由によって、集中力が続かないという人も多いのではないでしょうか。
勉強に集中できない要因として、以下のようなものが挙げられます。
スマホやデジタル機器の誘惑
SNS、動画、ゲーム、友だちからのメッセージなど、身近にあるデジタル機器の誘惑はなかなか手強いもの。ちょっと見るつもりが、気がついたら1時間以上経っていたなど、勉強する時間をあっという間に奪ってしまいます。
騒音など周囲の環境
家族の話し声や周囲の騒音、物が溢れる机・部屋では、気が散って集中力を保つのが難しくなります。また、照明や温度が適切でない場合も集中力に影響します。
疲れやメンタル面のストレス
十分な睡眠をとれていない場合や、長時間同じ姿勢でいることによる体の疲れも、集中を妨げる原因になります。メンタル面においても、試験へのプレッシャーやストレスによって、気持ちが不安定になることがあります。
これらの要因を意識的に減らすことで、集中しやすい環境を作ることができますが、『アロマの活用』も有効な手段の一つです。
アロマには集中力を高めたり、気分をリフレッシュさせてくれるなどの作用があり、「この香りを嗅いだら集中して勉強する」といった新たなルーティン作りにも役立ちます。
アロマの初心者でも簡単に始めることができるので、ぜひ最後までご覧ください。
2.集中力を高めるおすすめアロマ5選
① ローズマリー
特徴:シャープでクリアな香りが特徴のローズマリーは、シソ科の植物です。香料の他、料理の香り付けにもよく使われています。
効果:集中力や記憶力を高める効果があると言われています。また、気分をリフレッシュしたり、眠気をスッキリさせたい時にも役立つため、夜遅くまで勉強する時におすすめです。
② ペパーミント
特徴:爽やかでスッキリとした香りが特徴のペパーミントは、清涼感を出すメントールという成分が多く含まれています。歯磨き粉やガムなどの香りとしても知られています。
効果:清涼感のある香りは、眠気覚ましや集中力アップに効果的。長時間の勉強で疲れたときや、頭がぼんやりしたときに使うと、気分をリフレッシュすることができます。
③ レモン
特徴:フレッシュで爽やかな香りのレモンは、多くの人に好まれるアロマです。果実ほどの酸味はなく、他のアロマオイルとのブレンドにも多く使用されています。
効果:リフレッシュ効果があり、勉強で疲れた時や集中力を高めたい時に役立つ香りです。気持ちを前向きにしてくれる効果も期待できるので、勉強のモチベーションアップにもおすすめです。
④ レモングラス
特徴:レモンのような爽やかな香りが特徴のレモングラスは、イネ科の植物。葉はエスニック料理やハーブティーなどに利用されています。
効果:集中力・記憶力を高めると同時に、ストレスや緊張を軽減する効果が期待できます。リフレッシュにも役立つため、勉強の合間の気分転換にぴったりです。
⑤ ユーカリ
特徴:ユーカリのアロマにはいくつか種類がありますが、おすすめは「ユーカリ・ラディアータ」。マイルドな清涼感のある香りで、気持ちを引き締めてくれます。
効果:集中力を高めたり、リフレッシュやストレス緩和に効果が期待できます。また、空気の清浄や抗菌・抗ウイルス作用もあると言われていて、風邪などの感染対策や花粉症シーズンに活躍します。体調を整えたい時や、冬場の受験生におすすめのアロマです
3.アロマの使い方
気になるアロマが見つかったら、実際に使ってみましょう。
アロマは「精油」または「エッセンシャルオイル」と表記された自然由来のものが◎。アロマの専門店や雑貨店、ネットショップなどで手に入ります。
アロマの使い方はいろいろありますが、シーン別にご紹介します。
精油の詳しい選び方はこちら
家での勉強に / アロマディフューザーを使う
アロマディフューザーは部屋全体に香りを広げることができるため、自宅などでの長時間の勉強に適しています。
アロマディフューザーを持っていない人は、マグカップなどの耐熱容器に熱湯を入れ、そこにアロマを2〜3滴垂らすだけでもOK。(誤飲しないよう、食用のマグカップとは分けてください)
加湿機能付きのディフューザーであれば、乾燥対策にもなるので、冬場の勉強にもおすすめです。
外出先での勉強に / ハンカチやティッシュに1〜2滴垂らす
図書館やカフェなど外出先で勉強するときは、アロマを1〜2滴付けたハンカチ(またはティッシュ)を活用してみましょう。バッグやポケットに入れて持ち歩くことができ、いつでも気軽に香りの効果を得ることができます。
この方法は、集中力を一時的に高めたいときにおすすめ。試験の日や、職場で集中したいときなどにも役立ちます。
※ハンカチは、アロマオイルの色移りにご注意ください。
いかがでしたか?
アロマを購入する際には実際に嗅いで、自分の好みに合うかどうかも大切なチェックポイントです。気に入ったアロマを手に入れたら、ぜひ毎日の学習習慣に取り入れてみてくださいね。