香りと旅して

香り

夏はハーブの香りでリフレッシュ!

日本の夏は高温多湿。湿度や気温の変化で体の不調も感じやすくなります。
そんな時は、リラックス効果や体調改善が期待できる「ハーブ」を取り入れて、リフレッシュするのがおすすめです。
夏に取り入れたいハーブや、ハーブの効果的な楽しみ方をご紹介します。

1.夏を楽しむおすすめのハーブ

ミント

清涼感のある香りが人気のミント。
料理やハーブティーに使ったり、お風呂に入れたりと使用用途がたくさんあるので、取り入れやすいハーブです。
ミントの香りには、気持ちを落ち着かせる効果や消化を助ける効果が期待できます。
ペパーミントやスペアミントなど種類も豊富です。

ローズマリー

爽やかな香りが特徴のローズマリーは、疲れを癒し、頭をすっきりさせ、集中力を高める効果が期待できます。
肉料理や魚料理、バターの風味づけなど、料理にも多く使用される人気のハーブ。
消臭剤として使ったり、エキスを抽出してヘアトリートメントとしても利用できます。血行促進効果も期待できるため、健やかな頭皮を目指すことができるでしょう。
さまざまな使い方や効果があるローズマリーは、ご家庭でもぜひ取り入れていきたいハーブです。

ローズヒップ

ローズヒップはバラ科の果実ですが、ハーブに分類されます。
「ビタミンの宝庫」とも言われ、特にビタミンCが豊富に含まれています。シミやしわの予防などが期待でき、紫外線対策としてもおすすめです。
さらに、鉄分も多く含まれているため、貧血に悩む女性にとって嬉しい効果が期待できます。
夏は暑さや紫外線によってビタミンCが消費されて不足しがちになるので、積極的に取り入れたいハーブと言えます。

ラベンダー

ラベンダーは、花だけでなく茎にも芳香成分をもつハーブです。精神的なストレスを和らげたり、緊張をほぐす作用が期待できます。
その他に、消毒・抗炎症作用、虫よけ、新陳代謝を活発にすることによる美肌効果など、健康や美容に嬉しい効果も。
香りが強いため量を減らしたり、他のハーブと合わせて使うことがおすすめです。

2.ハーブの活用法

ハーブティー

ハーブティーはもともと「漢方」として飲まれていました。
ハーブの香りが不安や緊張、イライラなどを鎮め、リラックス効果や自律神経を整える効果が期待されています。
夏に取り入れる場合、ビタミンCが豊富に含まれている「ローズヒップ」や「ハイビスカス」、清涼感のある「ミント」、胃痛や生理痛を鎮める効果が期待できる「カモミール」などがおすすめです。

料理

ハーブは食事にも多く活用できます。
ご紹介した「ローズマリー」は、肉・魚料理の臭み消しや香り付けとして活用できます。
日本料理に欠かせない「シソ」も、夏バテや食欲不振に効果が期待できるハーブです。素麺の薬味にしたり、そのまま天ぷらとして食べても◎
「パクチー (コリアンダー)」は、独特な香りと豊かな風味から、エスニック料理のトッピングとして人気のあるハーブ。体の中に溜まった毒素を排出する解毒作用が期待できます。

バス(入浴)

ハーブを使った入浴には、ハーブそのものを活用するだけでなく、ハーブから抽出した精油や精油が配合されたバスアイテムを使う方法もあります。
石鹸やバスソルトなどの入浴料もさまざまなアイテムが販売されています。
もちろん、ハーブそのものを綿の袋に入れて浴槽に入れてもOK。
夏の暑い季節には清涼感のある「ミント」や、安らぎ・リラックス効果から良い睡眠が期待できる「ラベンダー」などがおすすめです。

掃除

ハーブは、殺菌・抗菌作用が期待されることから掃除にも有効的。
「ティートゥリー」や「ラベンダー」、「ハッカ」などのハーブが使用されます。
バスルームの掃除には「重曹+精油」、キッチンの油汚れには「クエン酸+精油」など、使用場所によって使い分けます。さらに、細かくちぎったティッシュに精油を垂らして掃除機で吸い込むと、吐き出される空気が爽やかな香りに大変身します。
日本の和精油「ハッカ油」にも、消臭のほか、カビや雑菌の繁殖を防ぐ働きがあるとされ、家の中の掃除や掃除後の清潔さもキープできますよ。

夏は湿度も上がり、ジメジメする日も多い季節。暮らしにハーブを取り入れて、すっきり&快適に過ごしたいですよね。
ご紹介したハーブはほんの一部です。期待できる効果・効能によってハーブの種類や使い方は異なってくるので、ぜひお気に入りのハーブを見つけてみてください。

参考サイト
爽やかな香りでリフレッシュ 夏に美味しいハーブと夏の疲れを吹き飛ばすスパイス!|Brilia 東京建物

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