香りと旅して

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【熊本】阿蘇のご当地グルメ7選

今回の旅は熊本県・阿蘇エリア。
名物の「あか牛丼」から、地元で愛される「いきなり団子」に「馬肉料理」など、編集部厳選のおいしいものをご紹介。熊本を訪れる際にはぜひ参考にしてみてくださいね。

1.並んでも食べたい!いまきん食堂の「あか牛丼」

阿蘇くまもと空港から車で約40分。熊本の食・第一弾は、いまきん食堂の「あか牛丼」です。
いまきん食堂は、創業100年という内牧温泉街の老舗大衆食堂。地元の人に愛され、テレビなどでも取り上げられる人気店です。

お店に到着したのはお昼の12時。3月の平日でしたが、お店の外にはすでにたくさんのお客さんが並んでいます。

雨の中でも行列
角にある巨大な椅子のモニュメントを曲ると、すぐ右手に休憩所が

受付で番号をもらったら、近くの休憩所へ。ここでは電光掲示板で呼び出し番号がわかるので、雨の日でもゆっくりと待つことができます。特大のお肉が詰まった冷蔵庫やナゾの占いなど、面白いものもいろいろ。近隣にはカフェや雑貨店もあるので、待つのも苦になりません。

あたたかみのある店内2階

待つこと40分。案内された2階はなんとコタツ席。おばあちゃんの家に来たかのようななつかしい雰囲気ですね。

ぬくぬくしながらメニューを吟味。あか牛ハンバーグ定食やあか牛丼とからしれんこんのセット、あか牛のすじポンなどなど。どれもおいしそうで目移りしてしまいますが、ここはやはり定番の「あか牛丼」に決定。

あか牛ドン!

そしてやっと念願の「あか牛丼」とご対面!
どんぶりに敷き詰められたツヤツヤに輝くあか牛のお肉。焼き加減はミディアムレアで、脂のサシではなく、この赤身が魅力です。
お肉は噛むたびにぎゅぎゅっと肉の旨みが感じられて、温泉卵をからめればおいしさ倍増。これはおいしい!

お肉の下にあるのは浅漬けでしょうか、大根や水菜などのお野菜が口の中をさっぱりさせてくれて、たくさんあるお肉もするするといただけちゃいます。
あか牛味噌とわさびで、好みの味に変えられるのも楽しく、セットで付いてくるあか牛のミンチ入りレモンスープも、パンチの効いたお味でこれまた美味。

週末や祝日は2時間以上待つ日もあるようなので、早めの時間に行くのがおすすめ。メニューやお手洗いには店主の遊び心がつまっているので、そちらも要チェックです。

2.熊本の食が大集結「道の駅 阿蘇」

お次は、いまきん食堂から車で15分ほどのところにある「道の駅 阿蘇」へ。
JR阿蘇駅からもアクセスでき、晴れていれば正面南側に阿蘇山が見える絶景のロケーションです。

すっかりくまモンファンの相方

道の駅 阿蘇では、地元の新鮮野菜や阿蘇たかな漬け、冷凍の馬肉など、熊本・阿蘇のおいしいものが勢揃い。休憩スペースでは購入したものをいただくことができ、観光案内所では阿蘇エリアの情報を教えてくれます。

道の駅ってワクワクしますね。さあ、行ってみましょう〜。

3.熊本県民のおやつ「いきなり団子」

「いきなり団子」とは、輪切りにしたさつまいもとあんこを、小麦粉の生地で包んで蒸した、熊本の郷土菓子。
いきなり団子の「いきなり」は、熊本の言葉で「簡単・手早く・すぐに」などという意味で、簡単に作れる、急な来客でもすぐに作って出せる、というのが名前の由来なのだそう。

やばい!なくなる!

売り場では右から左からお客さんの手が伸びてきて、あっという間になくなっていくお団子たち。こんなに人気だとは!編集部も慌てて一個ずつゲット。あぶなかった……。

ホクホクのさつまいもとあんこの甘さが口に広がり、なんとも優しい気持ちになれるお味♪  熊本はさつまいもの栽培も盛んなので、旅行の際にはぜひとも食べておきたいおやつです。

館内には電子レンジもあるので、少し温めてから食べると◎。

4.豚まんならぬ「馬まん」

こちらも気になる!豚まんならぬ「馬まん」。馬肉が有名な熊本ならではですね。道の駅 阿蘇のオリジナル商品だそうで、中には馬肉のしぐれ煮が入っています。

こちらもレンジで温めてからいただきます♪  濃いめに味付けされた馬肉に、筍のシャキシャキ感がたまらない! 軽めのお昼にもGOODです。

館内には他にも馬刺しや馬肉弁当など、馬肉の商品がたくさん。どれにしようか悩むのも楽しい時間ですね。

5.搾りたてのようなおいしさ「ASO MILK」

こちらのおしゃれな牛乳は「ASO MILK」といって、阿蘇にある阿部牧場の牛乳。
阿部牧場は、東京ドーム50個分という大草原で、こだわりの牧草と豊かな天然水で牛たちを飼育。ミルクは低温で時間をかけて殺菌していて、さっぱりとした口当たりと搾りたてのような自然な甘味が特徴です。

あまり牛乳が得意ではない編集部も、この牛乳は「おいしい!」。お風呂上がりや運動の後などにもゴクゴクいけちゃいそうなおいしさでした。

飲み終わると、裏側にプリントされた赤い横棒が見えて「+」の文字に。これには、「飲んでくださった方の人生や思い出、健康や体調がプラスになるようなミルクを生産する」という阿部牧場の思いが込められているのだそう。粋なデザインですね。

6.旅の疲れにおすすめ「湯だまりプリン」

「阿蘇の湯だまりプリン」もおすすめ。
阿蘇山中岳の火口の湯だまり(火口湖)にちなんで名付けられたプリンで、阿蘇の牧場で搾った生乳と放し飼いで育った鶏の卵、きび砂糖のみで作られたというこだわりの一品です。

お味は濃厚かつさっぱり。自然な甘みが広がり、家庭的というかどこかなつかしさを感じます。とろっとしたプリンとほろ苦いカラメル。これは一個では足りない……。旅の疲れを癒してくれるスイーツでした。

7.甘くみずみずしい阿蘇娘の「イチゴ」

地元野菜が並ぶ売り場には、「阿蘇娘(ASONKO)」というラベルが貼られたイチゴがずらり。
阿蘇娘では、土壌に炭を混ぜ、肥料はステビア、水は電子水を使うというこだわりの栽培方法で、イチゴ本来の味を引き出しているのだそう。

私はこちらの大粒イチゴを購入。普段なら買わないお値段ですが、道の駅ってお財布がゆるゆるになっちゃいますよね。

ずっしり重たいイチゴにかぶりつくと、中まで真っ赤!甘みたっぷりでとてもみずみずしく、農家さんにお礼が言いたい!と思うほど。食後のデザートというより、メインで食べたいイチゴです。

8.牛乳自慢の「ソフトクリーム」

道の駅に寄ったら「ソフトクリーム」も外せません!
牛乳の自然な甘さを感じる阿部牧場のソフトクリームと爽やかなヨーグルトソフト、コクのあるモーモーファーム竹原牧場のソフトクリームの3種から選べます。さすが牛の国・熊本ですね。

私は阿部牧場のソフトクリームをチョイス。先ほどご紹介した、赤いラインが目印の「ASO MILK」の牧場です。牛乳がおいしいんだから、そりゃあソフトクリームも間違いないですよね。
せっかくなので、くまモンとパチリ。

阿蘇エリアは広大な自然も見どころの一つ。ツーリングやドライブを楽しむのもおすすめです。
運が良ければ、放牧されたあか牛たちにも出会えるかも……!

いかがでしたか?
今回は熊本・阿蘇エリアのおいしい食をご紹介しました。旅行や観光の際には、ぜひ参考にしてみてくださいね。

いまきん食堂
熊本県阿蘇市内牧290
HP

道の駅 阿蘇
熊本県阿蘇市黒川1440-1
HP

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