香りと旅して

香りと旅して

【青森】五感で堪能!編集部が行く秋の青森縦断旅(前編)

香り旅をはじめて早くも1年。今回訪れたのは、紅葉の見頃を迎えた秋の青森県。
市内〜本州最北端までの縦断旅の模様をお届け。青森県の魅力が盛り沢山です!

今が旬!鈴なりのりんごに大興奮

青森といったらこれ!旬真っ只中のりんごを求めて訪れたのは八甲田山の麓にある「青森観光りんご園」さん。
こちらではなんと32種ものりんごを栽培し、全国へ出荷しています。
さらに梨や桃、さくらんぼにキウイなど初夏〜秋にかけて楽しめる果物もたくさん取り扱っています。

私たちが訪れたのはお昼過ぎ。
心配していたお天気も薄日がさして秋の心地よい風が吹いています。
この時期のりんご園は、毎年地域の幼稚園や高齢者施設の団体様の予約で大忙しなんだとか。

もぎとり体験の受付を済ませ、早速リンゴ園へ。

カメラを構えてどんどん奥へ進んでいくと、見渡す限りりんごの木!
どの木も実が鈴なりで枝がしなっています。

すごーい!!

ほのかにりんごの甘〜い香りが園内中に漂っています。

「東京ドーム約4個分もの広さがあるんですよ。移動も結構大変なんです。」スタッフの方が案内してくれました。
札のついた木が食べごろの目印。この日は「ジョナゴールド」「早生ふじ」「トキ」の3種から選んでいきます。

スタッフの方にもぎ方を教わった後は、美味しそうなりんご&香りを探しながらの撮影タイムスタート!
アラサー・アラフォーの私たちは、子どもに戻ったような足取りで各々りんごの森を散策します。

3種のりんごをそれぞれ嗅ぎ比べてみましたが、近寄るほどあまり香りは感じず…。
その中でも特に甘い香りを感じたのは「早生ふじ」。

それぞれ香りや味、食感に違いがあり、好きなりんごを選ぶことができます。
私は酸味がありシャキッとしたりんごが好きなので「ジョナゴールド」をいただきました。
もうひとつは「トキ」。甘みが強く皮が緑色なのが特徴です。

お気に入りを収穫し、事務所へもどる最中にこんなものを発見しましたよ。

この時期ならではの「絵付きりんご」。色づき始める前にこのようなシールを貼っておくとその部分だけ赤くならないため、皮に絵がつくという仕組み。

実家の両親にも新鮮なりんごをお届け!
「ジョナゴールド多め」で、おすすめを詰めていただきました。
青森観光りんご園さんでは、WEB注文も行っているので気になる方は是非!

「ヒバ千人風呂」で知られる酸ヶ湯温泉

見頃を迎えた紅葉を眺めながら八甲田山の山道を進んでいき「酸ヶ湯温泉旅館」へ。こちらも青森を訪れたら絶対立ち寄りたいスポットです。
酸ヶ湯温泉は、160畳もの広さを誇る「ヒバ千人風呂」と呼ばれる混浴の大浴場が大目玉。
江戸時代から湯治場として栄えた温泉宿で、国民温泉第一号に認定されています。

せっかくなのでいざ千人風呂へ!

と言いたいところでしたが、その勇気が出せず。。今回は断念。
混浴の千人風呂の他、男女別のお風呂も用意されているのでそちらに入ることに。

女性風呂「玉の湯」は、源泉は異なるものの大浴場同様総ヒバ造りでノスタルジックな空間です。
少し硫黄の匂いを感じるお湯は、とろりとして肌あたりはなめらか。お風呂上がりも全身ポカポカが続いていました。

「酸ヶ湯に入った後は、体が硫黄臭くて出歩けない」という噂があるほど。

源泉は違ったけど、さてさて….。

酸ヶ湯温泉を出てから2〜3時間経った頃、ふと自分の腕を少しばかり嗅いでみると、、微量に感じる硫黄臭!
女性風呂でこれだけ硫黄を感じるのだから、混浴の源泉はもっと凄かったんだろう…。ますます気になる。

こちらの大浴場、朝8:00〜9:00は「女性専用」の時間帯を設けているとのこと。
次回訪れる際は絶対に大浴場の硫黄風呂を堪能してみたいと思います!

※日帰り温泉は16:00〜17:00で受付終了&周辺の山道が真っ暗になってしまうので、早めに行くことをオススメします。

香り旅編集部が酸ヶ湯温泉を出たのは、太陽が山の影に隠れ始めた17:00ごろ。
温泉で火照った体を八甲田山の澄んだ空気で冷やしながら車を走らせて宿へと向かいます。

最後に酸ヶ湯温泉から見えた紅葉をお届け。夕陽に照らされて綺麗だったな〜

さて後編の舞台は、下北半島!津軽海峡を望む本州最北端の地へ訪れます。

つづく

今回お世話になったところ
・青森観光りんご園
青森県青森市田茂木野字大沢35
HP

・酸ヶ湯温泉旅館
青森県青森市荒川南荒川山国有林酸湯沢50番地
HP

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