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「春の不調」にアロマはいかが?心と体を整えるセルフケア

冬の寒さが和らぎ、ようやく暖かい季節の到来……それなのに、気温差や花粉などでなんとなく体がだるかったり、やる気もそこそこ。そんな「春の不調」に、アロマを活用してみませんか?
今回は、不調の原因や春におすすめなアロマとセルフケア方法をご紹介します。

1.季節の変わり目に体調不良を起こしやすい理由

「春の不調」とは、気温・気圧の変化や、学校・職場の環境の変化など、春先に起こる変化によって心身に不調が出てくる状態をいいます。
この他に、日照時間の変化、花粉症状、自律神経の乱れ、体の冷えなどの影響により、様々な不調が起こります。

ここで注目したいのが、自律神経の働き。
自律神経は、交感神経と副交感神経に分けられ、これらのバランスが取れていると心身ともに健康な状態を保つことができます。

交感神経.…..活動・緊張させる働き
副交感神経……休息・リラックスさせる働き

春に起こる多くの変化によって交感神経・副交感神経のバランスが崩れると、落ち込みやすくなったり、だるさなどの不調が発生します。
春の不調を改善していくためには、自律神経を整えることが大切です。

2.自律神経のバランスを整えるアロマ

自律神経を整えるには、ストレスをため込まないことと、睡眠や食事など生活習慣の改善が基本です。
しかし、仕事や家事、子育てに介護……忙しい日々を送る現代では、規則正しい生活を継続させるのは至難の技。

そこで活用したいのが「アロマの力」です。
五感の中でも「嗅覚」は、人間の脳にダイレクトに伝わり、感情に作用すると言われています。忙しい中でもちょっとしたスキマ時間にアロマを使って、心身ともに健やかに過ごしていきましょう。

■グレープフルーツ

程よい苦味を含んだフレッシュで爽やかな精油で、どなたでも使いやすい香りです。自律神経を整え、血流やリンパの流れを改善すると言われています。
また、グレープフルーツに含まれる「ヌートカトン」という成分は、交換神経を刺激し、気持ちを明るくしてくれる作用があります。元気を取り戻したい時におすすめ。
※光毒性があるため、お肌への使用は注意が必要です。

■レモン

すっきりとした酸味が魅力的な香りです。主成分である「リモネン」の他、ピネン類やシトラールなどが含まれており、心身をリフレッシュしたい時、集中力を高めたい時などにおすすめ。
※光毒性があるため、お肌への使用は注意が必要です。

■ローズマリー

ローズマリーは、清涼感のあるハーブ系の香りが特徴です。交感神経を刺激し、強壮作用が期待できるため、やる気が出ない時や勉強・仕事に集中したい時におすすめ。

■ラベンダー

フローラル系で馴染みやすく、鎮静作用・リラックス作用が期待できます。自律神経を整える香りとして、多くの研究がされているほど注目度も高いアロマ。気分を落ち着かせたい時、眠りが浅い時などにおすすめ。

■シダーウッド

森林浴を思わせるような、温もりのあるウッディな香りが特徴的。原料は、マツ科由来のものとヒノキ科由来のものに分けられ、それぞれ微妙に香り立ちが異なります。心が不安定な時、緊張をほぐしたい時などにおすすめ。

やる気を出したい時には、交感神経を刺激するオレンジやレモンなどの「柑橘系」、ローズマリーやユーカリなどすっきりとした「ハーブ系」のアロマを活用してみましょう。
逆に心身の緊張状態を解放させたい時は、副交感神経を刺激するラベンダーやローズなどの「フローラル系」、ヒノキやシダーウッドなどの「ウッディ系」が適しています。
季節の変わり目にはアロマを上手に活用し、自律神経のバランスを意識的に整えてみましょう。

3.アロマを用いたセルフケア方法

スッキリとした気持ちで一日を迎える「朝シャワー」

一日を快適に過ごすためにおすすめしたいのが、交感神経を刺激する「熱めのシャワー」です。浴室の床にローズマリーやレモンなどの精油を一滴垂らしてからシャワーを浴びると、リフレッシュ効果が期待できます。床の素材やアロマの種類によって変色する場合があるので、注意してください。

リラックス&穏やかな気持ちに導く「マグカップ蒸気吸入」

マグカップにお湯を入れ、お気に入りのアロマを数滴垂らします。蒸気に顔を近づけ深呼吸しながら香りを楽しみましょう。就寝前にラベンダーやヒノキなどの香りで副交感神経を刺激すると、心が落ち着きゆったりとした気持ちになれますよ。
※飲用のマグカップとは別のものを使用してください。

さらにアロマに興味が出てきたら、アロマをブレンドしてお好みの香りを作ってみるのもおすすめです。
また、アロマを活用したルームミストやボディオイルなどもご自宅で作ることができます。
詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

春は様々な環境が変化し、心身ともに敏感になりやすい季節。つらい時は無理をせず、頑張っている自分をいたわる時間を作ってあげましょう。
自律神経が乱れる原因や自分の体調の変化を知っておくと、セルフケアも日常に取り入れやすくなりますよ。

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