「香りのギフト」で癒しの時間を贈ろう
いつもお世話になっている上司や同僚、仲のいい友だちに何か贈りたい!
そんな時は、癒しの時間を演出する「香りのギフト」はいかがでしょうか。普段使いやちょっと特別な日のアイテムとして喜ばれますよ。
香りを選ぶ時のポイントを押さえながら、ギフト選びの参考にしてみてくださいね。
1.香りのギフトを選ぶポイント・注意点
香りは、日常に心地よさやリラックスをもたらしてくれるため、ギフトとしても人気のアイテム。しかし、香りの好みは人それぞれ異なるため、いくつかのポイントを押さえて選ぶと良いでしょう。
【香りのギフトを選ぶポイント】
①相手の好みを知る
②香りの強さに注意する
③アレルギー・敏感肌の方には慎重に
④シンプルなパッケージで特別感を演出
①相手の好みを知る
香りのギフト選びにおいて、一番の悩みどころとも言える「香りの選択」。
贈る相手が普段から香りものを身につけている場合は、どんな香りが好みなのかさりげなくチェックしておきましょう。普段香りを身につけない相手や、どんな香りが好みかわからない場合には、定番の香りを選ぶのがベター。
一般的に、女性に人気のある香りは「フローラル系」、男性に人気のある香りは「ウッディ系」、また男女ともに「シトラス系」や「サボン系」などの爽やかな香りが好まれているようです。
②香りの強さに注意する
ギフトの場合は、香りが強くないアイテムが好まれる傾向にあります。
特に香りの好みがわからない相手には、体や髪など身にまとうものではなく、空間を香らせるアロマディフューザーやアロマキャンドルがおすすめ。
あまり香りが広がりすぎない程度で、気軽に試せるもの、使いやすいライトな香りを選ぶと良いでしょう。
③アレルギー・敏感肌の方には慎重に
フレグランス製品の中には合成香料や精油、その他にも様々な成分が含まれています。
ギフトを贈る相手がアレルギー体質、敏感肌の場合には、自然由来のものや低刺激性のものを選びましょう。特に、ハンドクリームや香水など体につけるタイプのギフトを贈る場合は注意が必要です。
④シンプルなパッケージで特別感を演出
フレグランスギフトを贈るとき、デザインやパッケージも重要なポイントになります。
持ち歩きできるハンドクリームや香水、リップクリームなどは外出先でも使うので、相手のイメージに合わせたものを選んでみましょう。
デザインのイメージが湧かない場合には、シンプルで上品なものを選ぶと、男性・女性問わず贈りやすいですよ。
2.空間を彩るルームフレグランス
一言にルームフレグランスと言ってもその種類はさまざま。ここでは、ギフトに人気の3つをご紹介します。
リードディフューザー:瓶に入ったフレグランスオイルにリードスティックを挿して、揮発で香りを広げるアイテムです。火や電気を使わないため、場所を選ばず使用できます。
瓶の形状やスティックの色・素材などの種類も豊富で、デザイン性が高いものが多いので、インテリアに馴染むおしゃれなものを選ぶと喜ばれます。
アロマキャンドル:火を灯してゆるやかな香りの広がりを楽しむキャンドルは、リラックスタイムにぴったり。リードディフューザー同様、ギフトとして選びやすいアイテムです。
高級感のあるデザインや手作り感のあるナチュラルなものなどがあるので、贈る相手の雰囲気に合わせて選んでみましょう。
アロマオイル&ディフューザー:アロマオイルを専用のディフューザーに数滴垂らして香りを広げます。香りの濃度や配合を自分の好みに調節できるため、香りにこだわりたい人におすすめです。
すでにディフューザーを持っている相手には、高品質なエッセンシャルオイルや国産和精油など、特別感のあるものを選んでみましょう。
3.優雅な気分にさせてくれるバスアイテム
一日の終わりに訪れる至福のバスタイム。緊張や疲れを癒してくれるバスアイテムは、普段香りものを使わない相手でも手軽に香りを楽しめるので、ちょっとしたギフトにもおすすめです。
粉末・パウダー:サラサラとした粉末タイプの入浴剤。香りのバリエーションが豊富で、ラベンダーやローズ、柑橘系のものまでさまざまです。
粉末状のためお湯に溶けやすく、色がつくものや泡風呂のようにして楽しむことができるものもあります。いろいろな種類が入ったセットや1回分ずつ使えるものをチョイスすると、もらった相手も気軽に試しやすいのでおすすめです。
バスフィズ(バスボム):お湯に入れると発泡しながら溶けるタイプ。香りとともに色の変化なども楽しめる入浴料です。発泡ガスによる温浴効果を謳っているものや、保湿成分が含まれているものなど種類も様々。リラックスできる優しい香りを選ぶと、贈る相手にも喜ばれます。
バスソルト:塩でできた入浴料。ミネラルを豊富に含んだ天然塩でできたものと、硫酸マグネシウムでできたもの(エプソムソルト)の2種類に分けられます。冷え対策や発汗作用、美肌効果など、様々なタイプがあります。
塩だけのシンプルなものやドライフラワーなどが混ざったものなどがあるので、相手の好みや悩みに合わせて選びましょう。浴槽の種類によっては、バスソルトが使用できない場合もあるので注意が必要です。
4.香りを身にまとうボディ&ヘアケアアイテム
ボディケア:乾燥が気になる季節や美容意識が高い人にぴったりなアイテム。水分や油分の配合バランスによって「ボディクリーム」「ボディミルク」「ボディジェル」などに分けられ、テクスチャーや配合成分、香りもさまざまです。相手のライフスタイルに合わせてみたり、パッケージで選んでみるのも◎
乾燥が気になる方へ贈る場合には、「保湿力の高さ」もチェックしてみましょう。
「ボディクリーム」は、油分が多いため乾燥しやすい秋冬ギフトにおすすめ。季節を問わず日常的な保湿がメインであれば「ボディミルク」や「ボディジェル」を選んでみましょう。
ハンドクリーム:香りの種類やサイズも豊富で、気軽に贈れる低価格のものからブランド品まで幅広く展開されているギフトアイテム。乾燥の気になる季節になると、店頭でもよく見かけるようになりますよね。
保湿重視のものや、エイジングケア、ベタつき軽減など種類もさまざまなので、相手のライフスタイルを考慮して選んでみましょう。一般的に「フローラル系」や「サボン系」など爽やかな香りのハンドクリームが好まれます。
リップクリーム:香り付きのリップクリームは、唇を保湿しつつ香りを楽しめるアイテムとして人気を集めています。ハンドクリーム同様、普段使いがしやすく持ち運びにも便利。使うたびに気分転換ができるので、忙しい相手へのギフトに最適です。
相手の好みに合わせた香りを選ぶだけでなく、保湿効果にも注目してみましょう。シアバターやホホバオイルなど天然成分が配合されているリップクリームは唇に優しく、うるおいを与えてくれます。
ヘアケアアイテム:髪からの残り香はフレグランスの代わりとしても重宝します。
ギフトで贈る場合には、「種類」と「成分」、そして「香りの持続性」をチェックしてみましょう。
髪にうるおいを与えてくれる保湿成分が含まれているものや、静電気を防止してくれる機能的なものもあるので、配合成分もチェックしてみましょう。
敏感肌の相手に贈る場合には、オーガニック成分や無香料、アルコールフリーのものも選択肢に入れてみましょう。
5.ギフトを贈るタイミング
一年でギフトを贈るイベントはどのくらいあるのでしょうか。ここでは、誕生日以外でギフトを贈るイベント・行事をまとめてみました。
一年を通してギフトを贈るイベントは数多くありますが、クリスマス〜年末は「ギフト商戦」とも言われるほど、ギフト需要が高まる時期。
クリスマスまでの日数をカウントダウンしながら楽しむ「アドベントカレンダー」をはじめ、ギフトセットやラッピング資材なども目にするようになります。
年末のギフトを検討している場合は、「ブラックフライデー」を上手に活用してみましょう。
ブラックフライデーは、アメリカ発祥の大型セールイベントのことで、毎年11月の第四木曜日の翌日に開催されます。この日から、クリスマス商戦が本格的にはじまるとされていて、日本では、2014年ごろから徐々にその名が知られるようになりました。
2024年は11月29日(金)前後に開催され、フレグランスアイテムなどの雑貨やコスメの他、家電製品や家具などあらゆるジャンルが大幅に値引きされます。ブランドもののフレグランスアイテムを探したい方、店頭で探す時間が取れない方などは上手に活用してみましょう。
いかがでしたか?
香りのギフトは普段使いできるものから特別な空間を演出するものまでさまざまです。
相手の好みの香りをリサーチしておくことも大切ですが、相手のライフスタイルを考えることもお忘れなく。どのようなシーンで一番使いそうか、贈る相手のことを考えながら選んだギフトはきっと喜んでもらえるはずです。